私の父は、三男だった。 家業を継ぐ筈だった 長男は、 嫁が出て行ってしまったため、 その後を追い、 家を 捨てた。 次男は、 徴兵され、戦死した。 三男だった父は、 最初、 私大に入った。 しかし、 次男が 戦死した後、 母親の命令により、 師範学校へ 転学させられたらしい。 父は、 そのことで、... 続きをみる
すずめの歌の新着ブログ記事
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私の身内で、 自閉症傾向が強いのは、 3人だ。 私の父、息子、兄嫁。 (父方の親戚とは、 長く 絶縁しているので、 一切、 知る術がない。) 3人の 共通点の1つは、 顔だ。 3人とも、 「雛人形」を 思わせる顔をしている。 ほぼ左右対称で 目鼻立ちが 整っている。 そして、 表情に、 「人間臭さ... 続きをみる
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ガザで、 医療奉仕を続けている 医師の話を聞いた。 悲惨な話を聞くと、 後で辛くなるので、 あまり気が進まなかった。 しかし、 めったにないチャンスなので、 聞いた。 映像・文章で 伝わらないのは、 ガザの「悪臭」だそうだ。 人口に比して、 圧倒的に トイレが少ない。 だから、 「汚染固形物」=「... 続きをみる
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Radu Lupu - Brahms Piano Concerto No.1 in D minor / Jukka-Pekka Saraste, FRSO (Video 1996) 華麗・流麗とは違う、 すみずみまで 独特の味わいに満ちた 深い音色。 朴訥とも ちがう。 暗澹たる不安が 癒やされた... 続きをみる
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久坂部羊の小説、 「老乱」 「老父よ、帰れ」 「生かさず、殺さず」を読んだ。 3冊を選んだのは、 「認知症3部作」と されていたからだ。 久坂部羊の本を 初めて読んだが、 文章が とても読みやすかった。 私が一番 心を 動かされたのは、 「生かさず、殺さず」だ。 医療というもの、 特に、 手術に対... 続きをみる
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○マゾンで、 毛玉とりブラシを 買った。 電動毛玉取りは、 生地が 薄くなりやすく、 使い方を誤ると、 穴を開けてしまう場合もある と知り、 ブラシを買った。 早速、使ってみた。 なかなか良い。 今季、買った ○ニクロの ラムウールセーターに、 ドンドン毛玉が出来るので、 私は、 ほとほと 困って... 続きをみる
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穂村弘さんのエッセイ集、 「鳥肌が」を読んだ。 穂村さんは、 初めてのことに対して、 わくわくするより、 「こわい」と思うそうだ。 自分の人生を、 4文字で表すのなら、 「びくびく」だそうだ。 そんな穂村さんだが、 私が驚いたのは、 どうやら、 女性と交際した経験が 結構、豊富らしいことだ。 大学... 続きをみる
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数十年前の昔々、 若かった私は 初めて、 海外旅行へ行った。 行き先は、 ウィーンだった。 その時、 「ウィーン少年合唱団」の コンサートにも行った。 特別な興味はなかったが、 単なる観光の一環として、 何気なく 行ってみた。 私は、一人だったが、 その時、 客席を埋め尽くしていたのは、 アメリカ... 続きをみる
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Wolfgang Amadeus Mozart: Clarinet Concerto in A major, K.622 ある日、 突然、 私の心の海に、 思いがけない大嵐が訪れた。 経験したことのない、 大型台風並みの暴風雪だ。 私の小船は、翻弄された。 波と風に 激しく揺れ、 転覆寸前になった... 続きをみる
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Mozart: Concerto for piano and Orchestra (d-minor) K.466, Uchida いつ頃だったか、 覚えていないが、 内田光子氏のピアノ演奏を、 たしか、 ユーチューブで視聴し、 その鬼気迫る表情にギョッとして 恐れをなし、 殆ど聞かないまま、 閉じ... 続きをみる
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カズオ・イシグロの 「クララとお日さま」を読んだ。 【以下、ネタバレ含みます!】 とても、悲しい読後感だった。 人間は、 「身勝手」を、 乗り越えられないのだろうか……? と思った。 2人の母親が描かれていた。 2人とも、我が子を愛している。 しかし、1人は、 重病を病んでいる子が死ぬこと、 すな... 続きをみる
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足の指の間に違和感があった。 見ると、 2カ所、 皮がふやけたように剥けている。 10年ほど前に 水虫になった箇所と、 全く同じ箇所で、 同じ症状だ。 皮膚科に行った。 7月の受診と同じクリニックだが、 曜日が違うので、 別の医師だった。 7月に受診した時は 土曜日で、 とても混雑しており、 看護... 続きをみる
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芥川賞選考委員をしている 男性作家の 自伝的小説を読んだ。 一人息子さんを育てる話が 軸になっている。 なかなか面白く、 考えさせられる本だった。 私は、 この作家の小説を読んだこともなく、 彼について無知なので、 どこまでが事実なのか、 わからないが、 かなり正直に 事実を書いているような印象を... 続きをみる
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2年前、 紀州の梅農家から、 梅干しを買った。 塩分20%の、 昔ながらの しょっぱい梅干しだ。 しかし、 一晩水に漬け、 塩抜きするだけで、 とても食べやすく、 美味しい梅に 変身する。 私自身は、 梅干しを 時々しか食べない。 しかし、 夫は昔、 通勤中に聞いていたラジオ番組で、 「梅干しが身... 続きをみる
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藤井聡太氏の 小学4年生の時の エピソードを読んだ。 「今関心のあることを 色紙に書いてください」 と言われ、 「南海トラフ地震」 「原発」 「尖閣諸島問題」 と書いたそうだ。 …… ……。 大谷翔平氏の ご両親の エピソードも読んだ。 「子どもたちの前では 喧嘩をしない」 という約束を、 2人で... 続きをみる
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我が家では、 いまだに 固定電話を使っている。 現役世代では、 固定電話使用者は 少数派らしい。 ウチも、 やめようかと 迷っている。 しかし、 まだFAXを 時々使っている……とか、 スマホの契約が 「通話5分以内無料」だから、 長電話には 心もとない……とか、 ついつい、 固定電話の解約を 先... 続きをみる
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「白雪姫」が 書き直される前の、 当初のストーリーを 知り、 私は 大きな衝撃を 受けた。 人間とは、 なんと 恐ろしい 生き物だろうか……。
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マイナカードについて、 私は 無知だった。 実は、 既に、 デジタル庁が 「マイナポータル」というサイトを 作っていた。 マイナカードを作り、 そこに登録すると、 パスポートを ゲットできるのだ。 今、 国民の多くが マイナカードを作った。 この次は、 また、 飴とムチの両方を使い、 マイナポータ... 続きをみる
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アメリカ在住の方の ブログによると、 ニューヨーク市長が、 市民に向けて、 「店に入る時は、マスクを外すように。 外せない人は、 1度、マスクを外して 店員に 顔を見せるように」 と要請したそうだ。 理由は、 マスクをした強盗が 横行しているから……。 要は、 アメリカ社会では、 「マスク=強盗」... 続きをみる
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1人ひとりの 人権が 尊重される 社会へ 日本は 変わらなければ なりません。 つまり、 あなたも わたしも 変わらなくてはなりません。 1人ひとりが 幸せに 生きる ために。
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中国の動画アプリ、ティックトックの 「いいね♥」についての 新聞記事を読んだ。 ティックトックは、 日本で1,000万人、 アメリカで1億人、 世界で10億人が 利用しているそうだ。 問題は、 そのティックトックにつけられた「いいね」が 世論操作に使われる… 可能性だそうだ。 10年前、及び8年前... 続きをみる
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クリスマス用に買った、 骨付き鶏モモ3本。 いつも通り、 フライパンで こんがりと焼くつもりだったが、 フライパンを別の料理に使うため、 急遽、変更。 水に、 醤油・みりんをドボトボと入れ、 生姜薄切りも、 たっぷりと足し、 煮立ててから ゆで卵も入れ、 20分ほど 強火で 煮込んだ。 これが、 ... 続きをみる
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Lucas & Arthur Jussen - Live in Baden-Baden 2021 (Mozart, Schubert, Shostakovich) 偶然聴いた この曲に、 えらくハマってしまった。 演奏は 11:20頃~30:00頃まで。 いつも、私の耳の中で、鳴り響いてい... 続きをみる
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あるカウンセラーさんのユーチューブを見た。 「絶対に関わらない方がいい人・3選」として、 以下の 3タイプの人を挙げていた。 1 テイカー = こちらの時間・金品を奪い、 自分は与えない人。 例 おしゃべりな人で 一方的に自分の話ばかりして、 こちらの話は聞かない人。 つまり、 人... 続きをみる
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私の父は、 「自己愛性人格障害」だった。 そして、同時に 「サイコパス」だった。 上に リブログさせて頂いた中に、 サイコパスの特徴が 挙げられている。 私の父は、 非社交的だった。 その点が 唯一、 当てはまらない気もする。 しかし、父は、 旅行などで たまたま会った 行きずりの人に対し、 時折... 続きをみる
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夫に尋ねた。 「今、私がこうやって、 ここから引っ越そうって、 ガーガーガーガー、 うるさく言い続けてなかったら、 今のあなたは、 引っ越そうという考えは 持ってなかったでしょ?」 夫は、案の定、ムッとした。 「何で、そんな事、今言うんだ」と 怒った声で答えた。 図星を突かれると、 夫は、大抵怒る... 続きをみる
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昨年、母が入院した病院では、 面会は、 「1ヶ月に1度。10分間。2人まで」と 決められていた。 1回目は、私と夫が行った。 母は、10分間、 最初から最後まで、 眉をしかめた 険しい表情だった。 枕元に座った私を きつい目つきで睨み付けながら、 「胸が苦しい、苦しい」と 母は、 繰り返し、訴え続... 続きをみる
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母が昨年、 急遽、 老人ホームから退去を迫られた。 私は、 寝耳に水だった。 知識も、心の準備も、皆無だった。 そのため、 転居先の選択に 非常に迷った。 突然、 暗中模索の世界に投げ込まれ、 どの方角へ進むべきか、 全く 見当がつかなかった。 老人ホームからは、 「サッサと出て行ってくれ」と、 ... 続きをみる
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最近起きた、ある出来事について、 私が連想したのは、「オウム真理教」だ。 麻原彰晃は、「サイコパス」だそうだ。 サイコパスは、 嘘を吐く事も、 他者を自分の道具にする事も、 全く平気であり、 良心の呵責を感じないそうだ。 他者を騙して、 自分の思い通りに操る事に、非常に長けている。 口達者で、 一... 続きをみる
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「子どもたちの階級闘争」(ブレイディみかこ)を読んだ。 以下に、 考えさせられた部分を抜き書きし、 感想を書いておく。 「自分の力主義」。というのは 各人が 自分の生き方の指針にすべき考え方であって、 それを 他人にまで強要するのは ヒューマニティの放棄である。 これを読み、思い出したのは、 スガ... 続きをみる
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「在宅ひとり死のススメ」(上野千鶴子) ~ 追記 ●2019年の日本人の平均寿命は、 男性81.41歳。 女性87.45歳。 90歳を越えて生きる確率は、 男性は4人に1人。 女性は2人に1人以上。 ●2016年の要介護・要支援期間の平均は、 男性8.84年。 女性12.35年。
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※昨夜、 間違えて3/24付で投稿してしまったため、 本日付で、再度投稿します。 「在宅ひとり死のススメ」(上野千鶴子)を読んだ。 今年1月発行の本なので、 あまりネタバレしてはいけないのかも知れないが、 備忘録として、 私が驚いた2点を書いておきたい。 ~ ~ ~ ~ ~ ①大阪府のある耳鼻科医... 続きをみる
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【長文】 ようやく、1つの「結論」を得ることが出来た。 今まで、私は、 足のつかない深い海で、溺れそうになり、 夢中に藻掻いていた。 長い時間、 もがき続けた結果、 幸運にも、 いつの間にか、足が地に着いた。 今はまだ、 口まで水に浸かっている。 しかし、もう、陸地が見えている。 これからは、落ち... 続きをみる
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映画「新聞記者」を見た。(2019年公開) とても 重苦しい終わり方に、 とても 気持ちが暗くなった。 日本アカデミー賞の 「最優秀作品賞」 「最優秀主演男優賞」(松坂桃李) 「最優秀主演女優賞」(シム・ウンギョン) 受賞作品だ。 シナリオと演出には、 やや 欠点があった。 しかし、 それを補って... 続きをみる
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映画を見て、久々に感激した。 「男はつらいよ お帰り寅さん」。 (男はつらいよ 第50作) 封切時、 夫は映画館で見て、 「良かった!」と感激していた。 しかし、私は、 「昔の映像の切り貼りなんて、単なる焼き直しでしょ… 興ざめするに違いない」と思い、 全く期待が持てず、 見に行かなかった。 昨日... 続きをみる
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【長文】 ★母が私に下してきた評価★ 女 男より劣る。その上、女らしい性格に欠ける=不可 顔 不可(カタワだから人前に出せない) 身体 不可(先天性の病気になって母に苦労させたから、カ タワと同じ) 性格 不可(夫の母に似て最悪) 頭脳 無関心のため評価なし=父に任せっぱなし ★父が私に下して... 続きをみる
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大塚あやこさんの「ビリーフリセット協会」が 「ビリーフ5日間メール講座」を 送ってくれた。 今日のメールを読むと、 「ビリーフのやっかいなところは、 無意識なので 大人になってもその感覚が抜けないということ」 『気づいて距離をとれる』というのが、 ビリーフとのつきあい方の第一歩です」 とあった。 ... 続きをみる
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ハッと、気がついた。 私は、親にとって、 「いらない子」だったのだ……と。 両親にとって、 長男は、 「いた方が良い子」 「いてくれたら、非常に嬉しい子」 「生んで良かった子」 だった。 次男は、 「いても良い子」だった。 なぜなら、 次男は男であり、 それだけで尊重されるべき存在 だったからだ。... 続きをみる
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【長文】 高橋和巳氏の 「『病気未満』の心のクリニック」を 読んだ。 その中に、 「自己愛性人格障害」という 「本物の病気」が 紹介されていた。 あまりにも、 私の父に 当てはまるので、 私は 驚いた。 更に、 ネットで調べると、 やはり、 ドンピシャ!!!だった。 …私の父は、 「自己愛性人格障... 続きをみる
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【長文】 母の入院予定は、2週間だ。 その後、リハビリ病院へ転院する。 ソーシャルワーカーさんから、 早速、 転院先の希望を 聞かれた。 母は、 8年前、 腰椎圧迫骨折で 整形外科病院に緊急入院した。 そして、 その後、 リハビリ病院に 3ヶ月、入院した。 その時は、 こちらに 何の打診もなかった... 続きをみる
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母が、 老人ホームの居室で、 転倒・骨折し、入院した。 土曜日の午後、 これから入浴に行く準備を自分で調え、 「さぁ、用意出来た」と、 くるりと後ろを振り向いた途端、 バランスを崩し、 仰向けにひっくり返り、 頭も打ったそうだ。 幸い、 頭は異常なしだったが、 右の股関節部分の大腿骨が 折れた。 ... 続きをみる
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【長文】 まだ小さかった息子を連れ、 実家へ出入りしていた頃の事だ。 私は、 父から 実家に保管されていた、 私の小学生時代の 学校のテスト類やクレヨン画を 渡された。 また、 その数年後、 父が長く保管していた、 数枚の古い写真を 渡された。 父が独身時代の、 戦前の古い写真だ。 私は、 黙って... 続きをみる
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【長文】 …母と 2人きりの昼間。 家の中、 あるいは、洗濯竿の下で。 母が、 父の日頃の行状について、 私に一方的に、 熱弁を振るっている。 父が、 いかに非常識な行動をしでかし、 それによって、 いかに母が困らされ、 苦しめられたか…。 父が どれほど、 酷い理不尽な人間であり、 母が どれほ... 続きをみる
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【長文です。スルーください】 小学校4年生の時、 私は担任に、劇の主役を命じられた。 内気で恥ずかしがり屋だった私には、 かなり辛い事だった。 しかし、 当時の私は、 自分の正直な気持ちを表明する事が、 全く出来なかった。 特に、大人からの命令には、 何であれ、黙って従うしか出来なかった。 今で言... 続きをみる
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【長文です。スルーください】 結局、母は私に、 「生かして置くだけでも、有り難く思え」と 考えていたのだろう…。 …カタワ者のお前なんか、乳を貰えないのが当り前。 なのに、私は乳をやって育ててやった。 まともな子どものように、 ずっと、衣食住の面倒をみてやった。 だから、お前は、恩に着ろ。 命を助... 続きをみる
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【長文です。スルーください】 母が、赤ん坊だった私の死を願っていた…。 そのことは、 数年前、母が私にこう語った時、 私に、 明確に伝わって来た。 「アンタが1歳の時に、高熱を出した。 お父さんが、医者へ連れて行くと、夜に負ぶって行った。 それで、アンタは助かった。」 「アンタは助かった」と言った... 続きをみる
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【長文過ぎますので、スルーください】 母にとって、誕生した私は「災厄」だった。 母は、次男を妊娠中、長男の手を引き、 父に従って、 遠い遠い父の実家へ移り住んだ。 移住する前は、 父と長男との寂しい3人暮らしだった。 しかし、 寺である父の実家には、 大勢の人が出入りし、賑やかだった。 父の父親が... 続きをみる
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【ご迷惑な長文につき、スルーください】 父の実家は、 「格は高いが貧乏な寺」だった。 主たる生計維持者は、 住職の父親ではなく、 産婆として多忙に働く母親だった。 父の幼い頃は、 母親の手でご飯をよそって貰ったことはなく、 何人も住み込む産婆助手さんの手によって、 よそって貰った…そうだ。 また、... 続きをみる
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昨夜の鼻水と寒気は、 幸い1晩で良くなり、ホッとした。 夫の咳も、まだ出ているが、数分の1に減少した。 酸素濃度も、今日は95%。 超慎重な私は、あと4日、様子を見たい。 それで、 夫に異変がなければ、以前の生活に戻りたい。 「感染者のうち、3割はPCR検査で陰性に出る」 と知らなかった私は、 遅... 続きをみる
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