殺し合い……。
【長文】
「戦争」と呼ばず、
「殺し合い」と呼ぶべき、という意見がある。
その通りだ。
相手を殺してでも身を守らなければ、殺される。
みすみす殺されるのは、嫌だ。
だから、先に相手を殺す。
そういう理屈で、殺し合いを始める。
しかし、いったん殺し合いを始めたら、
お互いに、なかなかやめることが出来ず、
死者がドンドン増える。
それは、過去の殺し合いが、十分に証明している。
80年前の日本は、
首都を焼け野原にされて10万人が殺され、
沖縄の住民は、3.4人に1人が殺され、
更に、
広島長崎に原爆を落とされ、30万人以上が殺され、
兵士を含め、310万人が殺され、
それでようやく、
無条件降伏した。
この惨状を元に、日本国憲法が作られ、
「戦争を永久に放棄する」と決めた。
しかし、80年が経った今、
身をもって殺し合いの悲惨を体験した人が
死に絶えてしまった。
そして今まさに、
人を殺すことも平気らしい人が、
政権をとり、
「最後まで戦ってもらう」と、
堂々と、
言い放つようになってしまった。
人間同士の間には、
まず言葉があり、金があり、物がある。
今も、中国と盛んに交易しているように。
だから、まず、言葉で相手と交渉し、
殺し合いにならないように、
全力で話し合うべきだ。
時間をかけて、
とことん話し合い、
一致点・妥協点を探り、見つけ出し、
殺し合いは、
絶対に回避する。
そういう必死な平和外交こそが、政治家の最大の務めだ。
それなのに、なぜ、
台湾が中国に併合されそうになっただけで、
即、
わたしたち日本人が
殺し合いに
進んで参加しなくてはならないのか?
おかしい。
しかし、それが、
人気沸騰中のT首相の考えなのだ。
まだ、何も始まっていないうちから、
「殺し合いしかない」という恐ろしい考えを持ち、
「最後まで殺し合ってもらう」とまで
堂々と、言っているのだ。
日本に核兵器はない。
しかし、日本には、
原発が50以上有る。
これを、何カ所も攻撃されたら、どうなるか?
フクシマの比ではない。
日本も核兵器を持つべきという意見がある。
しかし、日本人がたとえ、
1年に1人25万円払って武器を買いまくっても、
絶対に、超大国・中国にはかなわないだろう。
昔、大国アメリカ相手に人殺しを始めたが、
まったくかなわなかったと同じだ。
中国と殺し合いを始めたら、
また、惨敗し、占領される。
T首相は、
トランプさんに、助けてもらえると考えている。
しかし、トランプ氏は、
「アメリカは自国の利益だけを守る。
日本には、それを助けさせるが、
こちらには助ける義務はない」という考えだ。
彼の頭には、「自分の損得」しかなく、
徹頭徹尾、自分の損は避ける。
それが、
利己的なビジネスマンである彼の考えだ。
つまりは、日本は、
アメリカの先兵となって人殺しをさせられるが、
もし負けそうになっても、
アメリカには助けてもらえないのだ。
しかし、
狂信的なT首相には、それがわからない。
彼女について行けば、80年前の二の舞だ。
いや、もっと酷い結果になるだろう。
何カ所も原発を攻撃されたら、
日本は壊滅するだろう。
そもそも、日本の食料自給率は、38%。
殺し合いを始めたら、食料輸入が減る。
かつての殺し合いと同じように、
日本人は、飢えるだろう。
「飢えほど、つらいことはない。」
それが、子ども時代に、
かつての殺し合いを経験した人の
貴重な証言だ。
そして、
「メイドインチャイナ」の製品は、
今も、とても多い。
それらがなくなれば、
物不足になり、
物価は
更に高騰するだろう。
第一、働き盛りの人が、
兵士となって殺し合いに参加すれば、
今でさえ、
人手不足の日本の社会は、回らなくなるだろう。
あらゆるところで、人手が足りなくなり、
学生や老人が駆り出されるだろう。
協力を拒否すれば、「非国民」と攻撃されるだろう。
ただし、
お金持ちと権力者だけは、優遇される。
老いも若きも、毎日必死に働き、
それでも、全く追いつかないだろう。
医療も介護も、崩壊するだろう。
(抗生剤をはじめ、あらゆる薬の原料は、
中国からの輸入に頼っているそうだ。)
食べ物がなく、コオロギの粉末を食べ、
介護もしてもらえず、
飢えて
惨めに死んでゆく。
そんな老後を、
「お国のために」耐え、
「欲しがりません、勝つまでは」と唱え、
無惨に死んでゆく。
可愛い子どもも、孫も、
パートナーも、父親も、きょうだいも、
無理矢理に徴兵され、
嫌と言えずに、殺し合いに参加させられる。
運良く、生き延びて帰ってきても、
殺し合いで、重いトラウマになり、
長くPTSDに苦しみ続け、
社会復帰が難しい。
自死も増える。
(イラク戦争に行かされた自衛隊員は、
帰国後、PTSDに苦しみ、
100名以上が自死したそうだ……。)
みんな、それで、満足なのか?
そういう未来を望んでいるのか?
わたしは、イヤだ。
しかし、
笑顔にあふれたT首相の頭にあるのは、
そういう冷酷な未来なのだ。
彼女が強く見えるのは、
殺し合いを辞さない。
ただし、
自分はそれに参加せず、
指揮をとるだけ……。
そう考えているからなのだ。
今まで、日本の首相は、
実は、
アメリカが殺し合いを始める度に、
「日本も参加せよ」と
アメリカから
圧力を加えられていたそうだ。
しかし、歴代の首相は、
「憲法9条=戦争放棄」が有る以上、
日本から派兵は出来ないと
毅然と、はねつけていたそうだ。
それなのに、
自分から、
その尊い9条を壊し、
国民を殺し合いに参加させ、
日本人の暮らしを破壊し、
日本を滅ぼそうとするのが、
われらがT首相なのである……。
わたしたちは、3日前、
そういう人に、
やりたい放題が出来る人数の議員を
与えてしまったのだ……。
しかし、まだ、憲法は改悪されていない。
彼女が実現すると言った
「憲法改悪」をさせず、
絶対に阻止する。
それが、
わたしたち日本人が
平和に生き延びる、唯一の道だ。