昨日の午前中、
油断して
雪道を歩いていたら、
転倒してしまった。

先を行く夫に
追いつこうとして、
わずかな上り坂を
早足になったところ、

まず
右足が滑り、
続いて出した
左足も、
ズルッと滑り、

あっという間に、
左手が
地面につき、

左顔面も
地面に
ぶつかっていた。

要するに、
わずか、
2，3秒の間に、

立って歩行する姿から、
道の上に、
俯せにベッタリと
惨めに這いつくばる姿に
変わってしまったのだった。

(夫には、後で、
「地面に伏した姿が
モモンガみたいだった」と
笑われた。)

前から来た初老男性が
小走りで駆け寄ってくれ、
夫と力を合わせ、
両側から
助け起こしてくれた。

一瞬の
思いがけない出来事に
私は
激しく動揺した。

しかし、
とりあえず
痛いのは、左頬だけ、

それも
大した痛みではないと分かり、

苦笑いしつつ
帰宅した。

夕食も
大体、普通に作れた。

ところが、
夜になり、
急に
左手首に
痛みが出てきた。

あわてて、
腱鞘炎になった時に
整形でもらった
湿布薬を貼った。

しかし、
急速に、痛みで
動かせない状態に
なってしまった。

今朝、起きても、
痛みは
引いていない。

右手に比べ、
明らかに
左手全体が
腫れている。

かかりつけの整形外科は、
あいにく、
2カ所とも、土曜休診。

しかし、
幸運にも
少し遠方の整形では、
手の専門医が
今日
診療すると知り、
喜んで向かった。

「レントゲンでは、
ヒビは、はっきり映らないので」と
医師に言われ、
次回、
MRIを撮ることになった。

もし、ヒビが入っていれば、
固定するのだそうだ。

ああ、
できるなら、
転倒の数秒前に戻り、

自分自身に
「気をつけて！」と
叫びたい……

(/_;)

追記

MRIの結果は、
「骨折は、していません。
スジが腫れています。
捻挫ですね。」
だった。

良かった！！！

まだ、痛いので、
無理しないように、
気をつけて
生活しよう。

ちょっと、
手を突いて
転倒しただけなのに、
こんなにも
尾を引くとは……。

やっぱり、
老化現象なのだろうか……。