すずめの歌

夫と2人暮らしの日々

2020年3月に書かれた記事

  • 帰らぬ天才

    経済崩壊と医療崩壊。 どちらが、怖ろしいのだろう? どちらを、避けるべきなのか? イタリアの看護師が、自分も咳こみながら、 「地獄だ。毎日、患者も同僚も次々死んでゆく」と訴えていると聞けば、 医療崩壊だけは絶対に回避したい…と思う。 イギリスでは、所得の8割が約束されたので、みんな我慢して家にこも... 続きをみる

  • ダイジョーブ?!

    アメリカではGMが、イギリスではダイソンが、それぞれ人工呼吸器の製造を緊急に開始するらしい。 日本では、シャープがマスクを…。 ダイジョーブか?! ニッポン ?!

  • ここにいてもいい

    最近、ビデオ視聴にハマっている。 「日々是好日」→「あん」→「歩いても歩いても」→「海街diary」。 「歩いても歩いても」は、2回も見てしまった。 「海街diary」では、1人だけ腹違いの4女が何度も言う。 「私、ここにいてもいいのかな?」 切ない問いだ。 人は、誰しも、自分から望んで生まれてき... 続きをみる

  • 生き物のオキテ

    散歩中、思いがけないことに出くわした。 晴れた昼間、いつも通り、人通りの少ない道を歩いていた。 ふと気づくと、白っぽい小鳥が(雀より少し大きい)、けたたましく鳴きつつ、急速度で頭上を飛んで行った。 もう1羽、大きめの白っぽい鳥(ハト?) が飛んでいるのも視野に入った。 2羽の飛び方に、異常な気配を... 続きをみる

  • 自分を健全に保ちたい

    今日、衝撃を受けたニュース。 「京都大学の付属病院で、マスクが払底し、3日に1枚とか、1週間に1枚とかの交換頻度にした。」 …ダイジョーブか? ニッポン!? 私の虎の子のマスク40枚を送ろうかと思った。 しかし、医療従事者の使用に耐える品質なのかどうか…分からない。 箱の説明書きを熟読したが、やっ... 続きをみる

  • …恥ずかしい…。

    パリに住む日本人女性のブログを愛読している。 パリでは、外出規制が敷かれ、家に閉じこもる生活が始まっているそうだ。 そんな2日目、外は静寂に包まれていた。 ところが、夜8時、大勢の人達が盛り上がっているような物音が、外から聞こえてきたそうだ。 窓を開けてみると、大勢の人々がバルコニーに出て、拍手を... 続きをみる

  • 精神的親殺し

    夫は、息子の現状について、私にこう語った…。 「お前は、ものすごく吸引力が強い存在だ。アイツは、必死にその吸引力から逃れて、自立しようとしてる。いわば、精神的親殺しを、今、してるんだ。そして、自立した。実にめでたいことだ。お前は、もっともっと喜んで良いんだ。今までの努力が実を結んだんだから。」 私... 続きをみる

  • 勘ぐり過ぎ?

    新型コロナウイルスについて、得た情報。 ① 感染しても、無症状が半数。 ② 死者の多くは、70歳以上。 (高齢者は「発熱2日で相談」とされている。しかし、90歳以上の高熱は、点滴と解熱剤を使用しないと、命にかかわる。) ③ 日本で終息しても、アフリカなどで感染拡大すれば、循環して再燃するだろう。 ... 続きをみる

  • にんげんだもの

    ふと、疑問が湧いた。 初めて湧いた疑問だ。 私は、両親から愛されずに育った。 両親に代わり、愛してくれた人もいなかった。 その私が、息子を、本当に愛せたのだろうか? ? 私は、「愛した」と思ってきたが、 それは、「本物の愛」だったのだろうか ? ? 私の「愛しかた」は、正しかったのだろうか … ?... 続きをみる

  • マスク転売屋

    いつものように、 夫が見ているテレビニュースを、横からチラ見した。 マスクの「転売ヤー」が、インタビューされていた。 彼は、最後の方で、インタビューアーに、こう反問した。 「うちはうち、よそはよそって、言われませんでした?」 彼は、子ども時代、家庭で、 「人は人、自分は自分。人のことなんか考えては... 続きをみる

  • マスク (~_~;)

    コロナには、「全人口の6~7割が、最終的に感染する」という予想も、あるらしい。 とすれば、都市生活では、よほど引きこもってない限り、殆どの人が感染してしまうのではないだろうか? 問題は、このコロナは、「一度感染すれば、もう、かからない」ものではないらしい…ことだ。 再発なのか?別型のコロナなのか?... 続きをみる

  • 幼稚なのにプライドが高い

    夫が不機嫌だった。 どうしたのか…? 探ってみた。 どうやら、ある人に質問をしたところ、 自分が返して欲しかったのとは、逆の返事が返って来てしまったようだ。 更に経緯を尋ねると、 要するに、夫の「説明不足」が原因だ、と私には思われた。 相手には何の知識もなく、キチンと事前に説明しなければ、誤解され... 続きをみる

  • 息子が私を嫌う理由

    なぜ、息子は、あんなにも私を嫌うことになったのか… ? … …考えている。 本来なら、高校生以降、私は息子と、「距離」を置くべきだった。 そうすれば、こんなにも大きな「衝突」「不和」も、生じなかった筈だ。 ところが、それがかなわぬ「特殊事情」があった。 息子の、ある「趣味」に対し、 特別に関わり、... 続きをみる

  • ゆったり のんびり のびのびと

    真夜中に眼が覚めて、ふと、気づいた。 もう、60代も半ばにさしかかった。 普通に元気に暮らせるのは、あと何年か? 10年位か? あと、何年、自分は、生きるのか? 20年位か? あぁ、もうそれしか、時間が残ってないんだなぁ…  … 最初の40年は、悲惨に不幸に暗く、過ごした。 親に、やりたい放題に支... 続きをみる

  • 涙が乾くまで…

    「愛別離苦」という言葉がある。 深く愛した相手と、別れる辛さ… 特に、熱愛する相手から、一方的に捨てられる辛さ… その悲しさ辛さ苦しさを歌った歌は、本当に多いなぁ…と、今回、実感した。 反対に、愛が冷め、相手を捨てた側は、スッキリするので、歌わずとも済むようだ…。 息子の場合は、母の私を捨てて、 ... 続きをみる

  • シャボン玉消えた

    昨日、息子が突然現れた。 大量のゴミを持ち込んだ。 代わりに、お風呂場マットなどを持ち出し、すぐに去った。 まー、いいさー。 …なぜ、自分は、あんなにも、息子にのめり込んだのだろうか? …考えている。 息子が去った途端に、 「勝手にしやがれ」や、「よこはまたそがれ」が、脳内に鳴り響くなんて…。 「... 続きをみる

  • 臭いマスク

    昨日、夫が見ているテレビニュースを、横からチラ見して、驚いた。 街頭インタビューだった。 スーツ姿のサラリーマン風の男性、40歳前後に見えた。 「もう1ヶ月使っている。臭くて困っている。」 白い不織布のマスクをしていた。 ヒエーッ?! …1ヶ月、臭いマスク…。 (´。`) 首都圏で、電車通勤のよう... 続きをみる

  • 過ぎたるは猶及ばざるが如し。

    息子が去って、3日経った。 私が息子に、心を込めて手作りした10数年分のバースデーカードが、 「ゴミ」として捨てられた。 これが、「息子と私の関係」を、象徴している。 なぜ、私は、あんなに、 息子に躍起となって、のめり込んだのだろうか? もちろん、生まれて数年は、子どもは全く無力だ。 だから、親の... 続きをみる

  • 自分の人生

    息子が引っ越した日は、 私の全身に、「津軽海峡冬景色」が、大音量で渦巻いた。 それから2日が経った今、 私の心に、静かに流れるのは、 「亡き王女のためのパヴァーヌ」。 引越し翌日の昨日、突然、息子が現れた。 「箸やスプーンやフォークが欲しい。」 「自分が座っていた食卓イスも、くれ。」 「風呂イスも... 続きをみる

  • 愛の終わり。

    昨日、息子は、無事に出て行った。 パワフルな引越し屋さん2名、そして何よりも、夫の力が大きかった。 バカ息子は、あれもこれも、後から自分で運ぼうと考えていたらしい。 しかし、そうすると、大量の物が、いつまでも片付かずに残されてしまう。 それを見越した夫が、次々と、手当たり次第に、段ボール箱に詰めた... 続きをみる

  • バカ息子の引越し

    昨日までの息子の話では、引越しは、今日の午前だった。 前日に、段ボールが届くという息子の話だった。 しかし、昨夜10時になっても、届かない。 今朝になって、夫が引越し屋のホームページをプリントアウトしたところ、 「前日か前々日に、客からtellをしないと、引越しできません」と書いてある。 朝9時に... 続きをみる

  • 電話で診察

    持病の薬が切れそうになった。 かかりつけは、小さなクリニックで、待合室も小さく、他の患者さんと距離が近い。 超臆病者の私は、まず、クリニックに電話した。 「あのー、新型肺炎が怖いのですが…」 「そういう方は、今だけ、先生と電話で話して頂いて、先生から許可が出れば、処方箋を出せます。」 すぐに先生と... 続きをみる