すずめの歌

夫と2人暮らしの日々

2021年3月に書かれた記事

  • 悲しい映画、そして悲しい日本の現状

    映画「新聞記者」を見た。(2019年公開) とても 重苦しい終わり方に、 とても 気持ちが暗くなった。 日本アカデミー賞の 「最優秀作品賞」 「最優秀主演男優賞」(松坂桃李) 「最優秀主演女優賞」(シム・ウンギョン) 受賞作品だ。 シナリオと演出には、 やや 欠点があった。 しかし、 それを補って... 続きをみる

  • 男はつらいよ お帰り寅さん

    映画を見て、久々に感激した。 「男はつらいよ お帰り寅さん」。 (男はつらいよ 第50作) 封切時、 夫は映画館で見て、 「良かった!」と感激していた。 しかし、私は、 「昔の映像の切り貼りなんて、単なる焼き直しでしょ… 興ざめするに違いない」と思い、 全く期待が持てず、 見に行かなかった。 昨日... 続きをみる

  • 母は私を「自分の子」と認めていない。

    【長文】 ★母が私に下してきた評価★ 女  男より劣る。その上、女らしい性格に欠ける=不可 顔  不可(カタワだから人前に出せない) 身体 不可(先天性の病気になって母に苦労させたから、カ タワと同じ) 性格 不可(夫の母に似て最悪) 頭脳 無関心のため評価なし=父に任せっぱなし ★父が私に下して... 続きをみる

  • 無意識のビリーフに気づいて距離をとる

    大塚あやこさんの「ビリーフリセット協会」が 「ビリーフ5日間メール講座」を 送ってくれた。 今日のメールを読むと、 「ビリーフのやっかいなところは、 無意識なので 大人になってもその感覚が抜けないということ」 『気づいて距離をとれる』というのが、 ビリーフとのつきあい方の第一歩です」 とあった。 ... 続きをみる

  • 99歳の現役毒親

    【長文】 毒親というネーミングは、実に的確だ…と思う。 この冬の間、 私は、 母と何度も電話で話した。 初めのうちこそ、 母は、 遠慮がちだった。 しかし、 慣れて来ると、 母は容赦なく、 私に、 毒を浴びせかけて来た。 ふと、気がつくと、 私は、 具合が悪くなっていた。 それで、 私は、考えた。... 続きをみる

  • 遠縁の疎遠なおばあさん

    ハッと、気がついた。 私は、親にとって、 「いらない子」だったのだ……と。 両親にとって、 長男は、 「いた方が良い子」 「いてくれたら、非常に嬉しい子」 「生んで良かった子」 だった。 次男は、 「いても良い子」だった。 なぜなら、 次男は男であり、 それだけで尊重されるべき存在 だったからだ。... 続きをみる

  • 泣き言

    母が 転倒・骨折・入院してから、 もうすぐ、 1ヶ月になる。 先週、 母は 無事、 自分も希望したリハビリ病院へ 転院した。 私は、 すっかり 振り回された。 この冬、 母に、 猛毒と熱い炎を 吐きかけられ、 私の心は、 火傷を負い、 爛れた。 そのため、 私は、 もう当分、 母には会うまい、 会... 続きをみる

  • 父は「自己愛性人格障害」

    【長文】 高橋和巳氏の 「『病気未満』の心のクリニック」を 読んだ。 その中に、 「自己愛性人格障害」という 「本物の病気」が 紹介されていた。 あまりにも、 私の父に 当てはまるので、 私は 驚いた。 更に、 ネットで調べると、 やはり、 ドンピシャ!!!だった。 …私の父は、 「自己愛性人格障... 続きをみる

  • 7歳の私の恐怖

    7歳の時、 ある日 突然、 母に言われた。 「お産はねえ、 痛くて、苦しくて、 障子の桟が歪んで見えるんだよ。」 その時の、 おどろおどろしく、 ゾッとするような、 暗い地獄の底から響いてくるような 母の声色は、 忘れられない。 母は、 その他には、 何も言わなかった。 7歳の私は、心底、恐怖した... 続きをみる