都会へ転校して間もない頃に親しくなった友達は、 親に愛されて育っている、明朗活発で伸びやかな子だった。 しかし、私は次第に、 「彼女は、私とは別世界の人」「話が合わない」と 感じるようになって行った。 心の中で、距離を置くようになった。 そして、全く別な子と親しくなった。 惨めで寂しくて堪らない気... 続きをみる
2020年9月に書かれた記事
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破綻は、 いつのまにか私が近視になり、視力が落ちた事から始まった。 数学の教師が板書する「6」と「b」の区別が、 いつの間にか、つかなくなった。 運悪く、「6」と「b」を、紛らわしく書く教師だったのだ。 そういう場合、普通は、親に訴えるだろう。 そうすれば、親は、 「見えるように、前の方に座らせて... 続きをみる
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きっかけは、些細な、ふざけた会話だった。 ふざけながら2人で交わしていた会話の中で、 夫が私に、突如、こう言ったのだ。 「○×大学、お前は、そこを受験すら出来なかったじゃないか。」 (○×大学は、バカ女地方では、一番の大学である。 「○×大学を出た」と言うと、 この地方では、無条件に一目置かれる。... 続きをみる
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最近、プロ野球をテレビで見ている。 プロ野球は、長らく息子が見ていたため、 私も一緒に、チラチラ見ていた。 今年、息子が去り、 「あー、これで、野球ともオサラバ出来るわー」と、 一時は思った。 しかし、最近なぜだか、 以前より、じっくりと身を入れて見ている。 なぜか? …やっぱり、ヒマだからだわ~... 続きをみる