すずめの歌

夫と2人暮らしの日々

2020年12月に書かれた記事

  • 「あぁ、鼻で、分かったんだわ!」

    【長文です。スルーください】 小学校4年生の時、 私は担任に、劇の主役を命じられた。 内気で恥ずかしがり屋だった私には、 かなり辛い事だった。 しかし、 当時の私は、 自分の正直な気持ちを表明する事が、 全く出来なかった。 特に、大人からの命令には、 何であれ、黙って従うしか出来なかった。 今で言... 続きをみる

  • 父に対する私の思い

    父は、とにかく、 私を支配しようとした。 私には、私固有の人格がある事。 その固有の人格で、 私自身についての事柄を決定する権利がある事。 すなわち、私に「自己決定権」がある事。 それらを、 父は、最後まで認めなかった。 「子どものことは、親が一番よく分かっている」と、 父は昂然と言い放ち、 私に... 続きをみる

  • 母は、「メスの人食い虎」。

    【長文です。スルーください】 結局、母は私に、 「生かして置くだけでも、有り難く思え」と 考えていたのだろう…。 …カタワ者のお前なんか、乳を貰えないのが当り前。 なのに、私は乳をやって育ててやった。 まともな子どものように、 ずっと、衣食住の面倒をみてやった。 だから、お前は、恩に着ろ。 命を助... 続きをみる

  • 醜いのは私の顔ではなく母の心

    【長文です。スルーください】 母が、赤ん坊だった私の死を願っていた…。 そのことは、 数年前、母が私にこう語った時、 私に、 明確に伝わって来た。 「アンタが1歳の時に、高熱を出した。 お父さんが、医者へ連れて行くと、夜に負ぶって行った。 それで、アンタは助かった。」 「アンタは助かった」と言った... 続きをみる

  • 母は私に死んで欲しかった

    【長文過ぎますので、スルーください】 母にとって、誕生した私は「災厄」だった。 母は、次男を妊娠中、長男の手を引き、 父に従って、 遠い遠い父の実家へ移り住んだ。 移住する前は、 父と長男との寂しい3人暮らしだった。 しかし、 寺である父の実家には、 大勢の人が出入りし、賑やかだった。 父の父親が... 続きをみる

  • 白だし・スゴイ

    大量の白菜を消費するため、 カンタンな料理を検索した。 「白だしで浅漬け」が見つかった。 これまで、白菜の浅漬けは、 昆布茶を使うレシピ、 塩と昆布を使うレシピなどを 試して来た。 しかし、あまり成功しなかった。 今回は、 ①白菜を1口大にカット。 ②塩少々・白だし・唐辛子の輪切りを、  厚手ビニ... 続きをみる

  • 母の人生

    【長文です。スルーください】 母の父親は、腕の良い船大工で、 造船所を経営していたそうだ。 当時は、裕福な暮らしだったそうだ。 ところが、ある時、 他人の「保証人」になってしまった。 そして、全財産を失った。 母の家の中からは、物が何もなくなった。 そして、 まだ小さかった母が、 近所の家へ物乞い... 続きをみる