すずめの歌

夫と2人暮らしの日々

2022年5月に書かれた記事

  • 夫への苦言

    ●●夫への苦言・その1●●  食洗機に 食器を出し入れするのは、 夫の担当だ。   夫は、 私より、 食べ始めるのも 食べ終わるのも早い。  早食いなのだ。   そして 夫は、 食べ終わると 即、 自分の食器を下げる。   続いて、 まだ食べている最中の私の カラになった食器も 下げる。  私は、... 続きをみる

  • 100歳母の異変

    母は 半年前、 老人ホームから療養型病院へ移り、 寝たきりになった。 老人ホームでは、まだ何とか、 車イスで トイレ・食堂へ行けていた。 しかし それは、 本人にとっては 「体力の限界」であり、 かなり 辛かったらしい。 入院して1か月。 ようやく許可された面会に行くと、 主治医が 私を 待ち受け... 続きをみる

  • この愚妻にして、この愚夫あり

    夫に尋ねた。 「今、私がこうやって、 ここから引っ越そうって、 ガーガーガーガー、 うるさく言い続けてなかったら、 今のあなたは、 引っ越そうという考えは 持ってなかったでしょ?」 夫は、案の定、ムッとした。 「何で、そんな事、今言うんだ」と 怒った声で答えた。 図星を突かれると、 夫は、大抵怒る... 続きをみる

  • 悲しい私、悲しい母の人生【長文】

    昨年、母が入院した病院では、 面会は、 「1ヶ月に1度。10分間。2人まで」と 決められていた。 1回目は、私と夫が行った。 母は、10分間、 最初から最後まで、 眉をしかめた 険しい表情だった。 枕元に座った私を きつい目つきで睨み付けながら、 「胸が苦しい、苦しい」と 母は、 繰り返し、訴え続... 続きをみる

  • 母の猛毒・唯一コロナで助かっている事

    母が昨年、 急遽、 老人ホームから退去を迫られた。 私は、 寝耳に水だった。 知識も、心の準備も、皆無だった。 そのため、 転居先の選択に 非常に迷った。 突然、 暗中模索の世界に投げ込まれ、 どの方角へ進むべきか、 全く 見当がつかなかった。 老人ホームからは、 「サッサと出て行ってくれ」と、 ... 続きをみる

  • ガキ亭主

    夫は、 43年間勤め上げた職業柄だろう、 私に対しても、 常に「上から目線」だ。 25年前に結婚して以来、 夫は、 自分の名前に 「さん付け」をして呼ぶことを要求する一方、 私の名前は 呼び捨てにし続けた。 当初、私は「些細な事だ」と思っていた。 しかし、 10年以上経ってから、強い疑念が湧いた。... 続きをみる