割れた小鉢・後始末
何事も粗雑な夫に、割れた小鉢の後始末を任せれば、
床に放置された鋭い破片で、誰かがケガをしかねない。
やむなく、私は、
床に這いつくばり、ガムテープを駆使し、
床に散らばった細かい破片を、必死に拾い集めた。
その間、夫は悠然と、食器棚に食器をしまい続けている。
私の処理がほぼ終わった時、
夫は「オレが掃除機をかけるよ」と申し出てきた。
私は、
「もう殆ど取れたから、夫のザツな掃除機のかけ方でも大丈夫だろう」と判断し、夫に任せた。
ところが、夫が、「これでいいだろ」と取り出してきたのは、吸引力の弱いコードレス掃除機だった。
それでは、カーペットの毛足の中に紛れ込んだ、微小な破片は吸い取れない。
私はあわてて、コード付掃除機を持ち出してきて、
夫に渡した。
夫は、「メンドーだなー」とブツクサ反発し、
それでもコード付を使い始めた。
夫がどんなふうに使用したかは、
もう私は見るのがイヤになり、目をそむけた。
あー 💨 やれやれ … 💨 💨
こんなオトコと結婚しているのが、他の誰でもない、
ワタシなのだ … 💨 💨
(´。`)