すずめの歌

夫と2人暮らしの日々

コロナか?!

夫がコロナ陽性者になった人と面談したのが、
13日金曜だった。



実は、その3日後、16日から、夫は空咳が出始めた。


ひどい咳ではないのだが、1時間に数回出る。



しかし、その日、夫はお茶を誤嚥してしまったので、
私は、そのせいだろう…とばかり思ってしまった。



夫は、咳だけで、他には何の異常もないからだ。



ところが、いまだに咳が出ている。


もう9日、経った。



2.3年前にも、こんな咳がひと月位続き、
呼吸器内科で薬を貰い、
しばらく飲んで、ようやく治った事もあった。


だから、
またそれなのか?…という気もしていた…。



保健所から、ようやく電話があったのが、一昨日の23日。



しかし、その時に、
夫は、「咳が出ていること」を言わず、

「無症状」と言ってしまったのだ…。



保健所さんからは、その時、
「濃厚接触者には該当しません。
しかし念の為、任意でPCRを受けてもらいます」と言われた。


そして、
「唾液PCR検査キットを送ります。

それを保健所に持参して提出して下さい」
と指示を受けた。



今日、ようやくキットが届き、すぐに持参して提出した。


しかし、結果が出るのには、どうやら3日ほどかかるようだ。


夫の話では、大勢の人が提出に来ていたそうだ。




私は、先程ふと気になり、夫に熱を測らせた。


なんと、夫は、今まで一度も測っていなかったのだ。


…熱は、平熱だった。



それから、夏に買った
「血中酸素濃度測定器・パルスオキシメータ」を

私は初めて取り出し、測ってみた。


私は、96で問題なし。



この夏、私はネットで、
「99~95が正常値。
94以下は異常。
92以下は、すぐに病院へ電話すべき。」
と読んだので、
念の為に、アマゾンで購入しておいたのだ。



夫は、1回目、95。


念の為、2回目を測ると、なんと、94。



それを見た私は、すっかり不安になってしまった。



夫に聞くと、息苦しさなどの異常は何も感じないとのこと。



しかし、ネットで見ると、やはり、


「コロナの特徴は、軽症者がいきなり悪化する場合があること」
とある。



明朝、夫が時々受診している呼吸器内科に電話し、
コロナ疑いは、受診時間を分けているのかを確認後、
受診させようと思うが…。



市内のコロナ重点病院の1つが、
クラスター発生のため、入院の受け入れを中止し、
医療崩壊が始まっているらしい…ことも、

私の不安をあおる…。



入院にならなければ、
ホテルに入り、様子を見る事になるのだろうが…


しかし、そのホテルも満杯の可能性もある…。



とにかく、夫がずっとノホホンとしていたので、
私も、完全にノホホンとしていた…。



しかし、一気に、不安になってしまった…。


胸がドキドキする。



なるようにしかならない、と覚悟するしかないのだが…



その覚悟が出来ない、バカな私だ…。




70歳以上のコロナの死亡率は、12%。


インフルエンザの数十倍の危険だそうだ。



夫は、60代後半。


70代ではないが、もう若くはない。


市内では、50代・60代の死亡者も出ている…。




こういう時、神様に祈れれば良いのだろう…。


ところが、私は「神様はいない…」と普段思ってきたのだ。



それなのに、イザこうなると、すがるものが欲しい。


あぁ、我ながら勝手なバカだわ… …



早寝早起きの夫は、既に就寝した。


「夜中に息苦しさとか異常を感じたら、すぐ起こしてね。
救急車を呼ぶからね」と、夫に言ったが…。



今夜、私は、眠れそうにない…。


ああ、不安で胸がドキドキする…。




神様、お願いします!


どうか、夫を助けてください…!!!