すずめの歌

夫と2人暮らしの日々

虚構と現実【超過死亡と学歴詐称】

1000人の超過死亡


昨日の東京都の発表。


4月の死者数は、10107人。  うち、コロナ死は、104人。


過去4年間の4月の死者の平均は、9052人。


つまり、今年の4月は、
東京都内だけでも、例年より1000人多く、亡くなった。


これを「超過死亡」と呼ぶ。



専門家によれば、
実際は、コロナ死なのだが、
コロナ死にカウントされていない人が多数含まれている可能性があるらしい。



4月のコロナ死の公式認定104人に対し、1000人。


実に、10倍だ。

高齢者や持病のある人など、死が特に不審ではない場合は、

検査をされず、他の死因とされてしまうらしい。



1000人といえば、1日30人以上だ。


日本全国では、もっとだろう…。



しかし、これが、「現実」だった…のかも…。



そして、下火になったとは言え、
今日も、この現実は継続中なのだろう…。




公職選挙法違反


学歴詐称は、公職選挙法違反だそうだ。


過去には、禁固刑を受け、失職した国会議員もいる…そうだ。



カイロ大学が「小池都知事はカイロ大学を卒業している」との声明を出した。


しかし、肝心の卒業証書や、卒業データが出て来ない。

「自分が学友でした」という証言も、出て来ない。


「首席卒業」ならば、アラビア語がペラペラなはずだが、
そういう証明もされない。



逆に、
カイロで同居していた女性が、
小池氏自身が「卒業ということにしちゃった」と言った…
と、証言している。



日本でアラビア語を学んでいない人間が
4年でカイロ大学を卒業できるはずがないとの説もあり、
実にもっともだ…と思う。



しかし、このままで行くと、
事実は闇の中に葬られたまま、

白昼堂々、選挙が行われるのだろう。



結果によっては、
「緑の狸」の都政が継続されるのだろう…。



一方で、
何十億円もの国費が、
電通やら、パソナやらにドンドン流されている驚愕の事実も

明らかになりつつある。



日本は、クリーンな先進国 …  


今まで、私は、そう思ってきた


しかし、それはどうやら、
まったくの「虚構」 … らしい…。




※追記


父は、89歳で、病院で亡くなった。

12年前だ。


死亡診断書によれば、死因は、「誤嚥性肺炎」。



しかし、私は、正直なところ、
父がなぜ死んだのか?… よく分かっていない…。



父が亡くなる3週間くらい前、母が5日ほど眼科に入院した。


そのため、アルツハイマーの父は、ショートステイへ行った。


ところが、その施設がハッキリ言って、あまり良い施設でなく、
あまり適切な世話をしてもらえなかった様子だった。


父は、トイレの場所を覚えられず、何度も何度もズボンを濡らした。

私は、施設から電話を受け、追加の着替えを大量に持って行った。

その時に私が見た様子では、
スタッフは未熟な若者ばかりであり、明らかに父を持て余していた。


私は内心困ったと思ったが、他に手だてもなく、
父をそこに置いて帰るしかなかった。



そして、父は帰宅後、居間のソファに寝そべり、
そこから動かなくなってしまった。


食事もとらなくなり、果物程度しか食べなくなってしまった。


熱を測ると、微熱。


私は、それを母からの電話で聞いて驚き、
ケアマネさんに相談の上、近医に連れて行った。


近医の判断は、「入院ですね」。


紹介され、近くの老人病院へ入院した。



胸のレントゲンを撮ると、真っ白だった。


「昔の肺結核の結果です」と言われた。


微熱は継続していたが、食事も取れるようになり、
会話も普通に出来ていた。

毎日、付き添いさんに車椅子を押され、院内を喜んで散歩し、

かなり元気を取り戻したかに見えた。



そんな風に、約1週間が経った。


私は、「これは長期戦だな…」と覚悟した。


その矢先…だった。



その朝も昼も、父は普通に元気に食事をとった。


付き添いさんとあれこれ明朗に大声で会話しつつ、
院内散歩をし、ベッドに戻った。


その数分後、
付き添いさんがふとベッドを見ると、父が急変していた…。



病院から私の家に電話が来て、

「お父さんの顔色が悪いから、早く来て下さい」と、
電話に出た夫が言われたそうだ。


しかし、その時、私はちょうど携帯を忘れたまま、
バスに乗り、病院へ向かっていた。



そして、私が病室のドアを開けると、
医師が心臓マッサージの最中だった。


そして、私の顔を見た医師は、安堵したように、
「もう30分、やっているのですが…」と言った。

父の変わり果てた表情を見た私は、瞬時にあきらめた


そして、「もう、結構です」と答えた。



そんなわけで、
89歳の父が弱っていたのは事実だった。


しかし、何が、決定的な直接の死因だったのか?


私には、わからない。



もしかすると、昼食を吐き戻し、
それが詰まって窒息したのかもしれない。


しかし、ベッドは上体を起こす角度になっていた。


付き添いさんも、父の頭から2メートルの位置に座って居たのだ。



私は、内心ひそかに、付き添いさんの話を疑った。


しかし、前任者の付き添いさんは、明らかに意地悪そうな人であり、
父も彼女を嫌がっていた。

だが、後任者のこの女性は、かなり優しそうであり、
父も明らかに彼女を歓迎し、喜んで過ごしていた。


考えた末、私は、疑いの芽を自分で摘み取った。



とにかく、89歳…。


肺炎を起こしていたのは事実だったし、
元気といっても、車椅子を使用していた。

家では、ショートステイに行く前から、
一日の大部分を居眠りして過ごしていた。


通っていたデイケアでも、同様だった。



… それで、私は、追及しなかった。


「誤嚥性肺炎」を、丸のみに飲み込んだ。


しかし、12年経った今でも、
私の中では「消化しきれない謎」が、残ったままだ…。



高齢者の死 … とは、現実においては、こんなものなのか ?


だから、コロナ死が事実であれ、他の死因となってしまう… のも、

やむを得ないのだろう…。


私は、そう感じている…。