すずめの歌

夫と2人暮らしの日々

バスタブ洗い

夫は昨春、リタイアして無職になった。
家に、ズーッと、いる。


私も、内気な性格ゆえ、外出を好まない。


家は、狭い。
必然的に、顔をつきあわせる。


結果、「夫って、こんなヒトだったんだー」と、眼からウロコの連続。
ガクゼンとする毎日だ。


最新のガクゼン。


数ヶ月前から、夫に、バスタブ洗いを任せた。
ひと月くらい経った時、入浴中に、バスタブの中がところどころ、ヌルヌルしていることに気づいた。
浴槽洗いブラシを交換したばかりだったので、「ハハーン、あのブラシは役立たずなのねー」と思い、買い直した。


ところが、最近また、やっぱり、ヌルヌル。


要するに、「役立たず」は、ブラシではなく、夫!だったのだ…。


何事も、手抜きでいい加減、自分がラクすることしか考えない夫…。
その性格は、もちろん、バスタブ洗いにも遺憾なく発揮されたのだ…。


昔から、
鍋を洗わせれば、内側のフチにぐるりと汚れがこびりついたまま。
食器洗いをさせれば、すすぎは1秒。


それは、私も知っていた。
だから、食器洗いや鍋洗いは、夫にさせない。
しかし、バスタブ洗いも、同じだったとは…。


トホホ…😢。
…考えて見れば、当然の成り行きなのだが…。


ヌルヌルを、夫に指摘した。


すると、返ってきた答は、


「なんで、バスタブに触るんだ。触らなきゃ良いだろ。」


嗚呼ッ……😢


こんな夫を選んだバカ女は、他の誰でもない、この私自身だ…!😢