すずめの歌

夫と2人暮らしの日々

ティックトックのいいね♥

中国の動画アプリ、ティックトックの
「いいね♥」についての
新聞記事を読んだ。



ティックトックは、


日本で1,000万人、
アメリカで1億人、
世界で10億人が
利用しているそうだ。




問題は、
そのティックトックにつけられた「いいね」が
世論操作に使われる…
可能性だそうだ。






10年前、及び8年前、
スタンフォード大学の研究者が
フェイスブックの利用者に対し、
大規模な調査と分析を行なった。




その結果、

その人がつけた「いいね」の傾向が、
その人の
「政治や宗教に関する価値観」と一致している…
分かった…そうだ。




すなわち、
住所・年齢・その他の属性と
「いいね」の分析結果を合わせたデータを
地図上に示せば、



どの地域の、どの世代が
どんな価値観を持っているか…を示す
「世論マップ」が
作れるそうだ。





そして、
更に、
その中の特定の層にアピールするメッセージを送れば、
世論操作が可能になる…そうだ。






事実、
イギリスのデータ分析会社が
フェイスブックの「いいね」を
大規模に分析し、


アメリカ大統領選挙では
トランプ氏を勝たせ、


イギリスのEU離脱・国民投票では
離脱派を勝たせるよう、
世論操作を行なった…そうだ。






中国の法律では、
政府が要請すれば、
企業の情報は
政府に提供される。




つまり、
中国政府が
その気になれば、


1億人のアメリカ人の政治行動が
中国政府に
操作される怖れがあるのだ…。




だから、今、
アメリカ政府は
ティックトックを使わせたくなくて、
躍起になっているらしい…。







ネット上では、
最近、
「台湾有事」は、5年以内に起こる…
と言われている。




そして、
「中国 対 アメリカ」の戦争は、


実際には、


「中国 対 台湾+日本」 の戦いになる、
とも言われている。






つい、先日、
海上自衛隊の現職の偉い人が
特定秘密の漏洩により
懲戒免職になった。





それも、

アメリカ軍・CIAの意向だと
ささやかれている。





今回の莫大な防衛予算について、
「身の丈に合わない」と批判した
海上自衛隊を牛耳っていた人物を
失脚させ、



海上自衛隊が、
米軍の意のままに動く組織となるよう、
米軍・CIAが
大ナタを振るった…
のだそうだ。





トマホークを大枚はたいて
アメリカから買い入れるそうだが、


それも、
いざとなれば、
米軍の指示により、発射される…
と聞く。





要は、


日本は、
これから、
米軍の指揮下で、
中国と
戦わされるのだ… …。





13億5千万人の
超大国と… …。






タモリが
「徹子の部屋」で
「2023年は、新しい戦前になる」と
言ったそうだ。




私も、
現状は、その通りだと思う。






しかし、
日本人は、


本当に、また、



勝ち目のない戦争に突っ込んで行き、
あまたの戦死者を
出すのだろうか…?




せっかく、
9条「戦争放棄」という

輝く憲法を持ちながら、
それを改変し、


必死で
戦争を起こさないための
知恵も絞らず、


何日も何日もかけての
死にもの狂いの
真剣な話合いもせず、


日頃からの
平和な外交継続の
真摯な努力も重ねず


ただ、ただ、
ハイハイと
アメリカの言いなりになって、
莫大な税金で兵器を買い、


誰かの大切な息子、
誰かの大切な夫、
誰かの大切な恋人、
誰かの大切な父親、


そのかけがえのない、たったひとつの命を
みすみす、
兵士として
散らさせるのだろうか… …。






戦争は、
最大の暴力であり、
最大の愚行だ。



大量殺人だ。




日常生活では
絶対に許されない「殺人」が
戦争では、
許されるどころか、
たくさん殺すほど、
「英雄」になる。






ロシアでは、
金やコネがあれば、
徴兵を免れるらしい。




同様の事は、
かつての日本にもあったはずだ。



これからも、
十分、あり得る。





金もなく、コネもない、
名もなき庶民だけが
前線に行かされ、
人殺しを強要され、


そして、
殺される。





運良く帰還しても、
ズタズタに精神を病み、
普通の生活を送れなくなる。
自殺する人もいる。





「戦争に賛成の人から、真っ先に最前線に行く」
というルールが
もし、あれば、
戦争は
根絶されなくとも、大幅に減るだろう。





独裁的な人間が
自分を守るために、
自分とは無関係な庶民の命を
捨て駒に使う…。




それが、
戦争の実相だ。






プーチンが
外での演説の時に着ていたダウンコートは
160万円だそうだ…。



これ1つ見ても、
独裁者が、いかに身勝手か、分かる。






来年は、選挙がある。



他の民主主義の先進国では、
日本のような、
わずか50%の低投票率というのは、
あり得ないそうだ。





日本人は、
既に、
「民主主義とは何か」を
考えなくなっているのだ…。





せっかく与えられている、
唯一の権利、


自分の意思で
政治を変えるチャンス、


自分の大切な人を
戦争で死なせないために
行動するチャンス、


それを、
みすみす
ドブに捨てて、平気でいる…。





政治に無関心であることが
あたかも、
賢く、
オシャレであるような、
そんな風潮さえ、ある。





「政治なんか、誰がやっても同じ」


「選挙なんか、行っても行かなくても、同じ。
何も変わらない」


というのは、
言い古された言葉だが、


これを
素直に信じることで
誰が
トクをするのか…?




トクをするのは、
ズバリ、
自民党であり、公明党だ。






統一教会は、
「日本は、韓国にひれ伏すべき国」だと
韓国内では
説いているそうだ。



そんな統一教会に、
日本の与党政治家が、多数、肩入れし、
親密になっていた…
という、
怖ろしい事実…。





にもかかわらず、


まだ、
そんな与党を支持したり、


選挙に行かず、
結果的に、与党に味方する…。




そういう人たちが
まだまだ多数、いる…
という
怖ろしい現実…。





しかし、
それが、
今の
日本なのだ。




今の
私たち、日本人なのだ…。





地獄のように悲惨だった
75年前の
戦争から、
何ひとつ、
学べなかった…。


学ぼうともしなかった…。




それが、
今の
私たち、日本人なのだ…。