すずめの歌

夫と2人暮らしの日々

イジメについて・2

いじめについて、
考えさせられたニュースとコメントを読んだので、
記録しておきたい。




【YAHOO JAPAN ニュースより】



堺市教委がいじめ重大事案の報告書
事実関係ほぼ黒塗りで公表


3/17(木) 20:18配信


毎日新聞




堺市立中学校に通っていた生徒が不登校になり、
その後

自殺の可能性がある状態で亡くなった事案があり、
市教委は17日、
第三者委員会「いじめ重大事態調査委員会」による

調査報告書をまとめた。



報告書について、市教委は
被害生徒が特定されることを理由に

ほとんどの事実関係などを黒塗りで公表。
市教委は

「加害者のプライバシーも考え、一切公表しない」とした。



報告書では、
被害生徒が人間関係のもつれを原因に
1年以上不登校が継続した後、亡くなった。



調査委は複数のいじめを認定。


警察の死体検案書に「自殺」と書かれていたため
「自殺の可能性が高い」としたが、
断定はできないとした。


いじめと生徒の死亡との因果関係は、
いじめがあってから自殺までに1年以上たっていたことなどから
「客観資料からは認定できない」と認めなかった。


一方、学校側は
国が義務づけるいじめの有無を調査するアンケートを
被害生徒に実施しておらず、
調査委は「あまりにもずさんな対応だった」と断じた。






【このニュースに寄せられたコメント】


o**y**** | 13時間前



現在の制度は、学校内で「いじめ」があると、
該当教師や校長・教頭の査定(昇進)に大きく響きます。
だから、
学校内では「いじめはなかった」ことにしようと
全力を尽くします。


教育委員会は、
そんな学校の隠蔽を防ぐためにあるべき組織のはずですが、
やはり
いじめがあった場合は自分たちの仕事が増すだけで、
彼らには何のメリットもありません。
だから、「グル」になります。


こういった問題は本来、
「良心」「使命感」「正義感」で解決・克服されることが
望まれるのですが、
今の公教育の現場関係者には全く望めないということが、
もう誰の目にもわかっています。


まずは、
いじめの存在そのものを査定対象にすることを
今すぐやめましょう。
いじめは(残念ながら)
ある一定割合で社会に存在するということを認めるところから
始めましょう。
そして、

いじめに適切に対処できたかどうか、
そのことを査定しましょう。





【このニュースに寄せられたコメント】


nya***** | 13時間前



わたしは中学、高校といじめられていました。
わたしの学生時代もいじめによる自殺が相次いでおり
テレビの報道を複雑な気持ちで見ていました。


いじめは無くしていかないといけませんが
恐らく相当にやっても無くならないでしょう。


だからこそ無くせないなら被害者を守ってほしいです、
加害者を罰してほしいとかよりも被害者を守って欲しい。


未来ある命を絶つことのないよう
被害者を全力で守ることを
学校ではなく独立した別の機関でしてほしいです。


文科省以下教育委員会では
この問題は解決能力はないと
思ってます。






【わたしの考え】


わたしは、イジメは「犯罪」だと思う。


ところが、
今の学校の教師・校長らは
自分たちの査定が下がり、出世できなくなることを怖れ、
イジメの存在をみとめず、
もみ消し・隠蔽をはかる。


結局、
被害者側が泣き寝入りさせられる。
酷い場合には、
自殺に追い込まれる。


しかし、
加害者側には、おとがめなし。


誰も、責任をとらない。



こういう悲劇を避けるためには、
イジメが発覚したら、
学校側に処理を一任したり、
善処を期待してはならない…と思う。


親が
イジメ問題にやる気のある弁護士に無料相談し、
最善の対処方法を助言してもらい、
子どもの心と体を守る。


子どもには、
「あなたは悪くない。私はあなたをとことん守る」と伝え、
スキンシップを含め、安心感を与え、

親が子どものシェルターになる。


つまりは、
親が
相当に強い覚悟=「わが子の命を守る」覚悟を持って
真剣に対処することが必要だと思う。


その対処の中には、
親が
親自身の味方・援軍を増やすことも含まれる。


親が孤立無援では、
学校側と対峙することは、困難だと思う。


親が総力を挙げ、
プロの力も借りた上で、
立ち向かう。



そうでもしなければ、
集団から加害行為をされて来た子どもの心は、
大きく深く傷ついているので、
危険な状況にあるし、
最終的に、
泣き寝入りを強いられる可能性もある。



しかし、
普通の親は、
ついつい、学校に
「公平な対処」を、期待しすぎてしまう。



そこが、大きな落とし穴だと思う…。